退職所得の確定申告書への記入について
私は、これまで勤めていた会社を令和1年12月末で定年退職となり、年末に退職金を受け取りました。勤務先から発行された退職所得の源泉徴収票は、「支払金額<退職所得控除額」で、源泉徴収税額・特別徴収税額ともゼロとなっています。
なお、退職後も嘱託として同じ会社に勤務しておりますが、給料が減額となるため令和2年には「高年齢雇用継続給付」を受けることになっています。
私は給与所得者ですが、雑所得や医療費控除・寄付金控除などがあるため、毎年「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を利用して、確定申告(書面提出)を行っています。
そこで、以下の2点について、ご教授ください。
1.令和1年分の所得税の確定申告書に、退職所得の源泉徴収票の内容を入力しましたが、出力された分離課税用の申告書(所得はゼロとなる)をそのまま確定申告書Bに添付して提出しても問題ないですか。
2.まだ先のことですが、令和2年分の所得税の確定申告書の作成の際、高年齢雇用継続給付金の所得の種類は何に該当しますか。また確定申告書記載の対象になりますか。
以上、お手数をおかけしますが、ご回答をお願いいたします。
税理士の回答

退職金は分離課税ですし、源泉徴収税額が0ということですので、確定申告する際に加えて申告する必要はありません。
また、高年齢雇用継続給付金は非課税所得ですので、申告に含める必要はありません。
たいへん参考になりました。早々のご回答ありがとうございました。
本投稿は、2020年02月01日 08時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。