退職所得の受給に関わる申告書を提出していない場合の節税対処法
2020年1月31日に退職しました。
退職金として230万円を小切手で貰い、その際に税金で20%くらいかかると言われました。退職所得の受給に関わる申告書は提出していません。また、源泉徴収も貰っていません。小切手はまだ換金していません。
質問は2つあります。
①今からでも申告書の提出は可能なのか?
②①ができない場合、納税方法と確定申告することで還付金があるのか?その手続き方法は?
税理士の回答

通常の手続きは、退職所得の受給に関する申告書を提出すれば源泉分離課税で税金の精算手続きは終了します。
また、当該申告書を提出しなければ20.42%の源泉徴収税額を差し引くことになっています。
ご質問では、当該申告書は未提出で源泉徴収もされていないから自分で確定申告して納税するように言われたみたいですね。
なお、退職所得は、退職金−退職所得特別控除(40万円✖️勤続年数)✖️1/2で計算します。
例えば退職金が230万円、勤続年数が5年だとすれば、230万円−200万円✖️1/2=15万円となります。
会社の方が2割の税金がかかると言われたようですが、230万円の2割ではなく15万円に対して税率をかけることになります。
本投稿は、2020年02月19日 02時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。