副業の確定申告のやり方について
この度はお世話になります。昨年年半ばで前職を退職し、開業予定でしたが、ご縁があり別な会社に社員として勤務することになりました。
その現職場では給与所得があり、ダブルワークを認可していただいているので、現状「会社員として給与をもらいながら、もともと開業してやろうとしていた仕事を副業として行なっている」という状況です。
その場合の確定申告のやり方について不明な点があり質問をさせていただきました。
退職・転職は6月で、副業を開始したのも転職と同時期なのですが、その場合、確定申告は6月からの分で処理すれば良いのでしょうか?(収入や支出を入力するのは事業開始日から分で良いのかどうか)
どうぞご教示いただけましたら幸いです。
税理士の回答

行方康洋
確定申告では、昨年1年間の所得や税金を計算しますので、給与所得についても副業についても2019年1月1日から2019年12月31日までの収入等に基づき、合計の所得を計算します。副業を6月から始められたのであれば、副業の所得の計算は6月からで問題ありません。

1.給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20万円を超えると確定申告が必要になります。20万円以下であれば、確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要になります。
2.相談者様の場合、転職した会社で前職分を含めた年末調整後の源泉徴収票をもとに、給与所得と雑所得(副業-所得金額が20万円を超える場合)をあわせて確定申告をすることになります。なお、雑所得については、開始した6月からの収入、経費を記帳することになります。
本投稿は、2020年04月25日 11時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。