帳簿を作っていなかった
帳簿を作っていなかった白色申告者です。
たまたま過去の数字を見直したところ、小さくない数字の間違いがある事に
気づきました。
数字の間違い自体は単純に、ある費目の二重加算で二倍ついていたのと、もう一項目は売上が1個漏れていたので、帳簿なしでも分かりました。
修正申告しなければ不味い大きさの差があります。
が、過去の帳簿を作ろうにも、証憑類は散逸しているものがあり、完璧なものは作れそうにありません。
修正申告の全ての項目と、帳簿が合っていなければ捏造という事になるのでしょうか。
(捏造になるならば、仕組み上、一度帳簿を作らずに申告すると、二度と作れなくなってしまう気もしてきました)
このままでは不味いのですが、過去の帳簿をどうしたらいいのか分かりません。
作るか、作らないか、作るとしたら通帳などから起こして、正確に合わない項目は全部修正申告してしまうのか。
そもそも、それだと火災などで滅失した場合はどうしているのか。
困って動けなくなってしまいました。
「どうやって、新しく認められる帳簿を作ったら良いのでしょうか?」
いっそ税務署に相談したら良いのでしょうか(過小である事に気づいた、帳簿を作ってない、いずれも罰則の対象ではないので、最初からやり直したらいいのでしょうか?)
税理士の回答

税務において記帳は、青色申告者のみならず、全ての事業者に義務付けられています。
「帳簿は、自分の身を助けるもの」と言った人がいますが、質問者様もその辺を実感しつつあるのではないでしょうか。
やはり、帳簿がないと信用してもらえません。まず、申告所得は何に基づいているのか分かりませんね。
例えば、相手が倒産したので、売掛金を貸し倒れ処理したいとしても帳簿がないのでは、貸倒金は認められません。
また、この売り上げが漏れていて、自ら進んで修正申告をする場合もあろうかと思います。しかし、税務調査の際、記帳がない状態では、もれていたのは1件だけですと言っても信用するような間抜けな調査官は一人もいないでしょうね。
帳簿は、それくらい、説得力があるといえるツールとなります。
もし、今回そのことが少しでもお気づき頂けば、ご自分にとって決して損になならないと思います。
今から、断片的な資料とご自分の記憶に基づいて整理して再現して見てください。
月別に、或いは相手先に考える等して、復元できたら、順次付け足すように補完してみてください。自分なりにできればそれでいいと思います。
その努力に対して「捏造した」等とは誰も言いません。
ありがとうございます。
前の帳簿がなくても、後から作った帳簿が存在する事自体は「捏造」ではないという事でしょうか。
だいぶやろうとしてみましたが、やはり不可能に近い事がわかってきました。
税理士会の無料電話相談があったので、電話してみると
「税務署に行くべきだ」
と言われました。
やはり、既にどうすることもできなくなっていたようです。

税務署に行っても解決には至らないでしょう。
自分で再現することです。
ことさら難しく考えないでいいかと思います。
税理士の仕事とは
・記帳代行
・確定申告
(他にもありますが)
なので、資料がないとどうしようもない(推測で何かをつけるのは税理士の仕事ではない)というお話でした。
それは、税務署に行っても変わりない、というのは言われました。
つまり、帳簿を作るのは私がしなければいけない事で、それはどんな場合も変わりない(税務署は問題を指摘するだけ)という事でした。
認めるかどうかは税務署次第と。
なんとかして記帳してから税務署に行くしかなさそうです。

やらなくても良いという理由ばかりを考えているように思えます。
日本は、帳簿は自らが記帳した帳簿に基づいて、確定申告書を作成し、自らが納税する制度です。これを「申告納税制度」と言っています。
しかし、何から何まで自分で行わなくても企業は、難しい会計処理は、専門の税理士に依頼し、会社は、利潤の追求に専念するという考え方も当然あります。
ただし、昨年1年間、何をどこに売っていたのかは、ほかの誰も知る由もないのです。質問者様しか分からないのです。
それができてはじめて他の人の協力も得られるのです。
税務署も基本的なことは、指導することになっていますが、たくさんの納税者に等しく行政サービスを提供しなければならないわけで、質問者様だけに時間を費やすことはできないのです。大概は「税理士に相談して下さ。」と言われると思います。言ってみれば「お金がかかりますが、専門家に相談してください。」ということなのでしょう。
しかし、専門家と言えども、1年間にどこに何を売ったのかについては分かりませんので、自分で再現するしかないのです。
やらなくても良い理由ばかり言わないで、自分でやってみてください。
記帳などという立派なもの迄は期待されていません。
いつ頃、どこに何を売ったかを箇条書きにすればよいのです。
申請書の書き方をご覧になりましたか。帳簿に変えて自分で書いたものでも構わないと言っているのです。
ありがとうございます。
ずっと悩んでは、少しずつ手を動かすような状態ですが、やれる事をやってみています。

頑張って売り上げを再現してみてください。
きっとできるはずです。
漏れていた売上は一つではなく、二つでした・・・。
自分の迂闊さには呆れるしかありません。
(一つだと言われてそれを鵜呑みにする人は居ない、と言われるとおりです)
ありがとうございました。

ご連絡ありがとうございます。
頑張っていただいたのですね。
良かったです。きっとお望みどおりになると思います。
ありがとうございます。
まだ相当に時間が掛かるので、欠けている情報を出来るだけを集めているところです。
(税務署からなにか言われたわけではなく、期限があるわけでもないので大丈夫です。
仕事しながらなので、6月前半までに5期分を見直せば良いと考えております)
合計でしか管理していないと、どのくらい迂闊になるのかは、だいぶ分かってきました。

この機会が良いチャンスであったのではないでしょうか。
作業は、もう少し続くようです。大分、手順も慣れたと思いますが、焦らに頑張ってみてください。
通帳から、どこの仕事がいつ入っていたのかを入力はできました。
後は、いつ何をしていたのか、それで交通費をどこで使っていたのか(残念ながら欠けていましたが)までは分かりました。
どこの契約でいつ働いたかまでをつけた当たりで、スポットで入った仕事を見つけられました。
それに使った経費の脈絡だけは、完全には解明できませんでしたので、その当たりでは税務署に説明をしなければならないかも知れません。
光熱費などは、頼めば親切に過去の支払証明も出してくれたので、経費家ができてきました。
(まだ、集められるものをすべて集めきれていませんので、時間はかかります)
ご指導ありがとうございます。

急がずにやってください。
長年の総大衆ができることになりますね。
はい。
漏れは恐ろしいものです(売上は絶対に漏らしてはならない、と昔、教えられましたが、
いとも簡単に漏らすとは・・・)。
色々と勉強になります。

了解しました。
これで連絡は終了にしてください。
本投稿は、2020年05月12日 04時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。