住宅取得等資金の贈与税控除と確定申告の時期
注文住宅を21年2月末までに建てる予定の者ですが、今回親からの一部住宅資金援助等もあり、贈与税控除や住宅ローン減税のための確定申告を行う時期について知りたいです。
既に土地は取得済みで住宅ローン+親からの資金援助も受けている状態で、現在、建物の追加ローン等の申請中となります。大まかな費用や計画は下記となります。
【名目/費用/資金源内訳/支払い時期】
①土地/1700万/住宅ローン(1500万)+贈与(200万)/20年7月決済済み
②建物/2000万+α/住宅ローン(2000万)+贈与(+α分)/20年9月:着工金支払い、20年11月:中間金支払い、21年2月:残金支払い予定
上記に加え、登記費用など現金でかかる諸費用も親からの贈与で支払っているため現段階で既に合計300万贈与を受けていますが、建物についても現金で支払いが必要な部分やはみ出た+α部分は親からの贈与で支払う予定です。
上記の通り建物完成は年が跨ぐため、住宅ローン減税等の申請は次年度からとなると思っておりますが、住宅取得等資金による贈与税控除のための申告は今年度中に実施する必要があるでしょうか。
また、親から受けた贈与は21年3月末までに建てば、1000万以内であれば建物に携わる金額分について非課税対象となる認識で宜しいでしょうか。
税理士の回答

境内生
住宅取得資金の贈与の申告は竣工が来年2月末ですので来年の令和3年3月15日までに行うことになります。贈与で受けた金額で建物取得に関する非課税額の上限は1000万円になります。また非課税枠以外に贈与税の基礎控除110万円は課税されません。ローン控除は建物竣工後になりますので令和4年3月に申告することになります
本投稿は、2020年09月15日 23時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。