個人事業主(副業、サラリーマン兼業)における経費の考え方・確定申告にあたっての注意点
個人事業主としては青色申告で申請しております。サラリーマン兼業でない個人事業主と比べて経費精算、確定申告にあたっての注意点などございましたら、ご紹介頂ければ幸いです。
税理士の回答
ご回答させて頂きます。
個人事業主で、青色申告書の提出をしているのであれば、複式簿記を導入して
貸借対照表の作成をする事をお勧め致します。
そうすることによって、10万円控除ではなく65万円控除を受けることが来ますので、税務上もかなり有利となります。
一般的に、サラリーマン兼業ですと、所得区分が雑所得になり、発生した損失は他の所得と損益通算もできず、損失の繰り越しもできませんが、
個人事業主であれば事業所得となり、損失が発生した場合、他の所得との損益通算も可能となり、また、3年間の繰り越しも認められております。
よって、青色申告の特別控除と損益通算、そして損失の繰り越しに注意して確定申告書を作成する必要があります。
本投稿は、2016年12月22日 18時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。