貸借対照表の資産の部、事業主貸の金額はどの様なものですか?
自営業の夫と婚姻費用の調停を行なっています。
相手方の確定申告書の所得は、基礎控除などを加算しても120万しかありません。
売上の90%以上が経費になっています。
しかし、貸借対照表の資産の部、事業主貸の欄には
400万以上の金額が記載されています。
この欄の数字は、”経費以外で口座から出金された金額”と聞いています。
ここからが質問になります。
上記の400万の”経費以外で…”という私の認識は正しいでしょうか?
もし、それが正しいなら所得120万と、この400万
どちらが実生活に近い金額と言えますか?
税理士の回答

「事業主借」の金額、「借入金」などの負債の金額 はどうなっているのでしょう。
「事業主貸」の金額は、基本的にはご認識のとおりですが、反対の「事業主借」はどうなっているのでしょうか?
事業主借は、事業資金が不足したので、事業に関係無い資金から事業資金に入金した金額です。
生活費として事業主貸として事業資金から出金したが、不足したので入金した。コレを繰りかえすと事業主貸、事業主借が膨らみます。実質的に金額は、事業主貸、事業主借の差し引きの金額で見る必要があります。
また、所得がないのに生活費で取ろうとすると、借入金が増えることもありますから、借入金の変動もチェックする必要もあるでしょう。
あと、重要なのは、確定申告書を数年にわたりチェックし、所得が安定しているのか、増減が大きいのかもチェックすべきでしょう。
今は出せないのか、通常に戻れば出せるのかなどの判断のためです。
迅速な対応ありがとうございます。
事業主借の欄は期首の下方部は斜線
期末の下方部は空白になっています。
見るところが間違っていなければ、事業主借は0円という事でよろしいでしょうか?
(元入金の金額の一段上の欄でよろしいでしょうか?)

見るところは間違っていません。
確認したほうが良いのは、
元入金→ 期首、期末は同じ数字でしょうか?
合計→資産の部と、負債・資本の部の期首の合計は合っていますか?
同様に、期末の合計は合っていますか?
これらが違うと、貸借対照表が不完全ということになります。
(信頼性に疑問符がつきます。)
ご回答ありがとうございます。
先生に教えていただいた欄を確認しましたが数字は合っていました。
恥ずかしながら、夫は生活費と事業用の口座を分けていないので、他の口座から入金するなどという事はできない様です。
事業主貸の欄の金額が実生活に近いと調停で主張してみようと思います‼︎
本投稿は、2021年07月15日 07時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。