個人事業主の本業以外の申告について
個人事業主をしています。
個人事業主で本業と副業という概念があるかはわかりませんが、本業はカルチャー教室を運営しています。
このカルチャー教室以外にも収入を得る予定があるのですが、確定申告等はどのようにしたらいいのでしょうか。
以下状況です。
・本業以外の収入とは自費出版の本の頒布(同人活動)とネットでのハンドメイド商品の販売です。
・同人活動は年に2回~3回頒布します。もっと少なくなる年もあるかもしれません。
・同人活動は印刷代や交通費など経費を考えると確実に赤字です。
年間で収入は30,000円、経費は150,000円程度です。
・ハンドメイド商品の販売はまだ始めるか確定しておらず、収支も不明ですが、何万もの黒字にはならない規模です。
・2つとも毎月とかではなく不定期ではありますが、継続的に販売はする予定です。
質問は、
1、上記の収入を申告する必要はありますでしょうか。
開業届を出すときに、同人活動についてだけ、税務署職員さんに伺いましたが、事業としてするなら申告して、事業としないなら申告はいりませんと言われましたが、よくわかりませんでした。
2、必要だった場合、開業届には本業の事しか記載しませんでしたが、追加の届け出は必要でしょうか。
3、ハンドメイド商品の売上はそのまま(振込等ないまま)個人の買い物に利用すると思いますが、その際は事業主貸で仕訳すればいいのでしょうか。
特に同人活動は申告に入れてしまうと大幅赤字の分だけ税金を下げるために入れるのかと思われてしまうのも嫌なのですが、赤字とはいえ入ってくるお金を申告しないのもどうかと思い迷っております。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

先ずは質問2ですが、新たな届け出はひつようありません。個人事業の決算書は「一般」「農業」「不動産」の3種類しかないため、決算書の種類が異ならない限り提出を必要とはしていません。
次に質問1・3ですが趣味の範囲であれば事業の収入たとして申告の必要はないかと思います。
ただ、将来的に収入が増加する見込みがあれば申告する必要はあると思います。
今現在ネット販売で「業」としているのであれば、現在の事業の副業として申告しても構わないと思います。
最終的にはご自身がどう捉えるかの判断と思います。
取引金額的に難しい状況にあるのは税務署の言うとおりです。
それにより仕訳も異なります。
本投稿は、2017年03月28日 15時03分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。