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確定申告 追加申告 納税額

事業復活支援金の申請に2018年の確定申告が必要です。
個人事業主です。
2018年までバイトをしていたので、バイト先の収入のみで確定申告をしてしまいました。
支援金の申請に必要なのは個人事業主での収入での確定申告です。
確定申告書と売上帳の数字が合わなく気がつきました。
個人事業主の方の収入の確定申告を今更出来ますか?
230万円位を追加で確定申告すると、納税はどれくらいでしょうか?
160万のバイトの給料での確定申告はもう済んでいます。
4年も前の事なので経費の領収書はなく、医療費控除 交通費などで控除されても40万くらいなのですが。

追加で確定申告をして、合算分が税金ですか?

税理士の回答

回答します

 過去に確定申告書を提出した内容に誤りがあった場合で、追加納付税額が発生する場合は「修正申告書」を提出することになります。
 事業の所得の計算を改めて行い、バイトの収入(給与所得)を含めたところで年税額を算出し、前に納めた税額との差額を納税することになります。

コメントありがとうございます。
この金額ですといくらくらいの納税になるか、おおよそでわかりますか?
よろしくお願い申し上げます。

回答します

 大変申し訳ございませんが、他の所得金額及び所得控除額が分かりませんと税額の算出ができません。
  修正申告による追加納税額の算出方法など、おおよその金額を以下のように算出しましたが、実際の金額で検算等をしてください。
 
 なお、事業所得の経費については、40万円ほど計上されるのでしょうか。
 その場合、増加する課税所得金額は、190万円と考えられます。
   230万円 - 40万円 =190万円 (事業所得金額=増加する所得金額)

【当初の確定申告による納税額】
  給与所得の収入金額が160万円の場合、所得金額は95万円となります。
  所得控除が基礎控除のみとすると
  95万円 - 38万円 =57万円・・・課税所得金額
  57万円×5%×102.1%= 29,098円 ∴29,000円 
  であったと仮定します。

【修正申告による納税額】
  事業所得190万円 + 給与所得金額57万円 =247万円
  247万円 - 38万円 =209万円
  (209万円 × 10% -97,500円)×102.1%=113,841円 ∴113,800円  
  追加納付税額 113,800円 - 29,000円 = 84,800円 
  ※税率が所得が増加したことにより、5%から10%になります。

流れとしては
  ① 事業所得金額や給与S得金額を合計し「合計所得金額」を算出します。
  ② 「合計所得金額」から、基礎控除やい旅費控除などの「所得控除額」を控除(差し引きます)し、課税所得金額を算出します。
  ③ 課税所得金額に税率を掛け、税額を算出します。
    なお、所得税は「累進課税」を採用しているため、税率が変わる可能性があります
  ④ 「③」の税額に「復興特別所得税」として2.1%分上乗せを行います。(102.1%を乗ずる)
  ⑤ 修正申告により算出された年税額から、当初申告の納税した所得税額を控除し、修正申告による追加納税額を算出・納税します。

  所得控除が、基礎控除の他に医療費控除があった場合で、かつ、当初申告時に医療費控除額を控除していなかった時には、追加納付税額は少なくなります。

  参考にしてください。

本投稿は、2022年03月31日 23時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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