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共同で使う仕事場に関わる経費の計上について

同じ業種(工芸品作家)である個人事業主の友人と作業場を共同で使っており、確定申告(2人とも白色)もそれぞれで行っています。仕事場を使う上で発生する共有部分の経費はすべて折半にしており、その経費を確定申告する際の計上について質問させていただきます。

現状、共有部分(家賃、光熱費、消耗品等)の計上は勘定科目ごとに集計し、折半した額面をそれぞれ反映して申告をしています。共有部分のレシートや領収書は原本のみひとつにまとめて、作業場で管理しています。

不動産屋さんと大家さんには、2人で共同で使う旨を伝えて作業場の賃貸契約をしており、友人が名義人になり、私は契約の際共同で使うということで契約書類に名前の記載もしています。

来年から私だけですが青色申告を検討していますが、これまでの計上方法で申告して問題はないか不安になりご質問させていただくことにしました。
もし何か間違った方法を取っていたり、不備がありましたら、ご教授頂けますと幸いです。

税理士の回答

はじめまして、税理士の田村です。
青色申告の経理方法について、
費用の計上については、現状の方法で問題ございません。
ただし青色申告では貸借対照表の作成が必要となりますので、
共同の経費の精算や入出金履歴が分かる現預金の元帳を、追加でご作成下さい。

田村先生、早速ご回答を頂きありがとうございました。
回答頂きました内容をふまえて、再度質問を失礼いたします。

共有部分は、友人名義の口座(共有部分専用のもの)から家賃と光熱費を引き落としや振込しておりますが、消耗品は現金支払いでの紙レシート発行もしくは、私名義のクレジットカードで決済し、電子帳簿を保存しております。

ご回答にありました現預金の元帳を追加で作成するにあたり、上記のクレジットカード決済についての方法でも問題ございませんでしょうか?


クレジットカード決済でも、その決済方法について問題はございません。
ただし、クレジットカードは、経費発生日と支払日が別日となりますので、
未払金勘定などクレジットカード専用の勘定科目を使用する必要があります。
現預金勘定について、クレジットカードの勘定科目とは別に、質問者様分の現預金勘定が必要です。
(この現預金勘定の作成により、ご友人名義の口座から引き落としされる経費を、質問者様がどのようにご友人に支払うか、また質問者様名義のクレジットカードを使用した共有の経費をご友人よりどのように精算を受けるか、がわかる勘定元帳となるはずです。)

田村先生、お忙しいところ丁寧なご回答を頂きあらためてありがとうございます。頂いたご回答を参考に、ひとつひとつやってみようと思います。

本投稿は、2022年09月12日 09時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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