母の死後の預金と贈与税につきまして
贈与税についてお聞きしたく質問させていただきました。
[時系列]
父、母、兄、妹の私4人家族で、兄は結婚し子供がいます。母は死亡しています。
●母から病気の看病を長くしてくれてありがとうと、自分が死んだら母名義の預金を兄よりも妹の私に渡すと言ってくれました。そのことを兄にも了解をとりました。(この時は預金額がいくらか知りませんでしたが、名義変更する時1,000万ほどと知りました)
●母の死後、母の預金は自分名義に変更しました。今は父と二人同居しています。ただ自分のものという考えはなく、自分のことと家のことにも使っています。
●現在母の死後から17年経ち、死後の直後に通帳を預かり名義変更しました。
それから自分のことと家のことで使っているので、預金はだいぶ減っています。
上記のケースで贈与税は発生しますでしょうか。また贈与税には関連しないでしょうか。
恥ずかしながら、母が亡くなった時20代だったので、税金のことについて何も知らず、無知のまま現在に至ります。
この間税金のニュースを読んで、贈与税について初めて知ったような感じです。
調べて見ると贈与税は時効があるとのことですが、私のケースではどうなるのか教えていただけますと幸いです。
税理士の回答
お母様がお亡くなりになってから預金口座を名義変更してあなたのものになったということですね。
そうであれば、贈与ではなく相続なのではないですか。
相続税は全遺産額が基礎控除額以下であれば申告納税は不要ですし、時効にもなっています。
こんなに早くご回答をいただきまして本当にありがとうございました!
本当にホッといたしました。お忙しいですのに、本当にご親切にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
実はもう一つ、心にかかっていることがございまして、
たぶん2000年くらいでしょうか、父親が定額定期預金500万円分を私名義で作ってくれていたようで、それから2010年、2020年と満期を迎え、再手続きをして定期預金の継続を続けています。
これも父と私が無知だったので、今頃になって贈与税の存在を知り、これは贈与税の対象になるのだろうかと心配になっています。
今から23年も前で時効がはたらいてくれたらありがたいのですが・・
もし贈与税に関連し、時効にも問題があった場合、私名義の定期預金を解約して父親の口座に戻すのはダメでしょうか。
(もしかしたらこの行為も、娘から父への贈与行為と思われる可能性もあるかも知れませんが)
これが可能なら、父親が亡くなった後、相続分として受け取れると思うのですが・・
追記の形でご質問してしまい、本当に恐縮です。ご教示いただけましたら幸いでございます。
2000年くらいの時点ではお父様が、あなたに知らせずにあなた名義で定期預金を設定したのでしょうから、いわゆる名義預金でありお父様の財産です。
2010年や2020年は誰が継続手続きをしたのでしょうか。
あなたであれば、その時点で贈与が成立したことになります。
早速のご回答ありがとうございます。
たぶん2010年以降は私本人が継続手続きしています。
この場合やはり贈与税は発生するのでしょうか。時効等も効きませんでしょうか。度々お手数おかけして申し訳ございません。
2010年にお父様からあなたが贈与を受けたということになり、贈与税は時効です。
ただし、金融機関に継続手続の書類が保存されず、当初定期設定時の印鑑票等のみが保存されていれば、お父様相続時の税務署の銀行調査により名義預金を指摘される可能性はあります。
ご回答ありがとうございます。
2010年以降に私宛に来た満期のお知らせハガキと、窓口で解約&継続時にもらった支払金内訳書の書類を保存しておりますが、私が所持している書類では、時効は認められないでしょうか。
●2010年の支払金内訳書は窓口の方が書いた私の名前+解約内容を記したコンピューターの印字の内容です
●2023年の支払金内訳書は、私が窓口で直筆で書いた住所氏名電話番号等+解約内容を記したコンピューターの印字の内容です
何度もお手数おかけして恐縮です。
2010年ですでにあなたがこの預金を管理していると思われますので時効です。
ただし、税務調査の問題ですので私が問題ないなどと断言はできません。
早々のご回答をいただきましてありがとうございました。
色々と分かりやすくご教示いただきまして本当に感謝申し上げます。
私自身病気中で、体調の悪い中の不安ごとだったので、とても助かりました。
初めてのご相談で、何度もご返信いただいたことに心よりお礼申し上げます。
本投稿は、2023年09月19日 20時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。