金銭を贈与するとき申告書に記載(添付)する内容について
このたび初めて贈与することを検討していますが、
AからBに現金を贈与するとき申告書に●●万円を贈与した、というだけでは、一体、Aのどの部分のお金がBのどこに入ったか、どのように明確に税務署に伝えることができますか? AとBの明確な証拠として有効なものとしておきたいのですが。
申告手続き上、明確に伝える手段がなければ、お金は時間の経過とともに他のお金とも混合していくので後々、このお金はこのときにAからもらったもので申告済みだ、という証明が難しくなる気がするのですが・・・
税理士の回答

渡邊正樹
通常は、贈与者と受贈者の間で贈与契約書を作成し、双方の記名捺印をした書類を残す事で、贈与の事実の証明を行います。
契約書の具体的な記載内容などはネット等で簡単に調べる事が出来るかと思いますので、ご参考にしつつ、贈与契約書の作成を行ってみてはいかがでしょうか。
追加で確認させて頂きます。
そうしますと、契約書など自分たちの手元にしか証拠は残せず、税務署への要提出資料(税務署が保管)として、契約書を含めどのお金をどのように贈与したかの記録を税務署に保管してもらう方法はないのでしょうか? 申告後も税務署側にそうした証拠が保管されるようにしてほしいのですが。

はじめまして、税理士法人としま会計の嶋根と申します。
契約書等は自分の手元で保管するとして、贈与税の申告書には財産の明細を記載する欄がございまして、銀行口座に振込等で贈与を行った場合には銀行と口座名などを記載することになります。
それでは不足でしょうか?
よろしくお願い致します。
嶋根先生、丁寧なご回答ありがとうございました。
本投稿は、2018年02月23日 14時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。