海外在住の親からの慰謝料補填に伴う贈与税
贈与税についてお尋ねします。
前提として:
私は日本在住歴4年
親は海外在住
現在離婚協議中で慰謝料として500万円が必要
以前、離婚に伴う慰謝料の補助として、海外在住の親から110万以上の送金は贈与税が発生するとお伺いしました。
それでは、
親→私→配偶者
という流れで送金するのではなく
親→配偶者
という流れで親から直接配偶者に慰謝料を送金する場合にも贈与税がかかるのでしょうか?
海外の銀行→配偶者の銀行口座ではなく
Wiseという両替アプリを利用して
親の海外の銀行
↓
Wiseに振り込み
↓
Wiseの日本の口座から両替額を配偶者の銀行口座に送金する
という流れになります。
この場合でも銀行は国外送金等調書を税務署に提出するのでしょうか?
ご回答頂けると大変幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

石割由紀人
親から直接配偶者に慰謝料として送金する場合、贈与税が課せられる可能性があります。日本の贈与税制度では、贈与とは無償で財産を譲り受けることを指し、その対象に課税されるため、親からの直接送金も原則として贈与に該当するからです。
親から配偶者への送金は通常の生活費や扶養義務に該当しない場合、贈与とみなされ、贈与税の課税対象となる可能性が高いです。
Wiseというサービスを利用した場合でも、100万円以上の送金については金融機関が国外送金等調書を税務署に提出する義務があります。これにより、送金が補足される可能性があり、適切な贈与税の申告が求められます。
したがって、親から配偶者への送金は慎重に検討する必要があり、税務面において不明確な点がある場合は、税理士など専門家に相談することをお勧めします。
ご丁寧な回答ありがとうございます!
とても助かりました。
本投稿は、2024年09月24日 00時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。