お年玉 贈与税
20年近く貯めた280万のお年玉を銀行に預けようと思っているのですが、手渡しなので毎年110万以下貰っていたという証明がない場合、どのようにして贈与税を回避することができるのでしょうか?
お願いします。
例えば、もらった方の名前はフルネームで漢字で思いだしながら帳簿をつくればいいのでしょうか?完全には当然思い出せませんが、どうすればいいですか?
税理士の回答

菅原和望
こんにちは。
まず贈与税には時効(6年間)がありますので、受けた贈与のほとんどが時効であるものと思われます。
また、贈与税は一年ごとに110万円の基礎控除がありますので、お年玉が110万円を超えた年に限って贈与税の課税の対象となります。
まずは直近の6年間のうち、一年間で110万円以上の贈与を受けたことがないことを確認するのが良いでしょう。
ご丁寧にありがとうございます。
直近6年間ではないようです。
それでも一気に280万入金はしないで、年間に80万くらい入金したほうがいいでしょうか?
年間のカウントは1月から12月までになりますか?

菅原和望
一年間のカウントは1月から12月となります。
直近6年間の間に110万円を超えるお年玉を受け取った年がなく、かつ、直近6年間の合計のお年玉が110万円を超えていないのであれば、贈与税が課税される余地はなくなるものと思われます。(仮に直近6年間のお年玉をすべて今年に受け取ったもの認定されても基礎控除110万円以内に収まるため)
コツコツ入金をすれば贈与税がかからないのではなく、一年ごとに考えたときに、110万円を超えているかどうかが課税されるかどうかの基準です。
理由もなく入金があれば贈与の疑いがありますので、もし調査があった際に説明ができるように、可能な限り年度ごとに受け取った金額と相手方親族の名前等を整理しておくのが良いでしょう。
本投稿は、2024年12月03日 08時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。