夫婦の貯金について
結婚して15年、これまで夫名義の口座に家計の貯金をしてきました。
内訳は、毎年の夫の賞与、妻の給与の一部です。
このたびの住宅購入に伴い、その貯金の中から頭金を出したいと考えております。
その金額は、これまでの夫の賞与の金額分までなら問題ないでしょうか?
また、妻の給与の分については、今後の管理のことも考えて妻の口座に戻そうと検討しております。
何か問題が発生しないか、ご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答
夫の口座に妻の給与の一部を15年間入金しているという状態は、一見して15年間妻が夫に贈与した形になっています。
その口座は、何を目的とした口座なのでしょうか、
金額はいくらでしょうか
全体像が分らないのですが、答えられる範囲で回答します。
まず、夫名義の預金から、夫の賞与から貯めた預金を夫が取得する住宅の取得資金に充てるのは問題がありません。
次に、妻の給与分について、一括して110万円以上を妻名義の預金に戻すと夫から妻への贈与の問題が生じます。
なので、年間110万以内の範囲で戻すことをお勧めします。
ご回答誠にありがとうございます。
家計管理を一本化して分かりやすくするため、
私の給与の一部を夫名義の口座に入金していました。
金額は、基本的には年間で110万円以内です。
目的は夫婦の老後資金として共同で貯めるためで、
あくまで夫婦の共通資産として管理していたもので、贈与の意図はまったくありませんでした。
ただ、最近夫婦間でも贈与とみなされることがあると知り、今後は妻の収入は妻の口座で管理することにしました。
また、頭金の件は問題ないとわかり安心しました。
妻名義の預金に戻す際も、110万を超えないように十分に注意したいと思います。
本投稿は、2025年11月01日 09時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







