【住宅ローン】住宅購入時の資金スキームに関する贈与税リスク評価依頼※夫単独名義、妻1,000万円拠出
税理士の皆様、
この度、住宅購入にあたり、贈与税回避のための資金スキームを検討しました。
下記について、税務上のリスクがないか、専門家の皆様のご意見を伺いたく投稿いたしました。
1. 概要と経緯
* 物件名義・ローン: 夫単独名義、夫単独ローンで進行中です。
* 妻の資金拠出: 妻の自己資金1,000万円を頭金として充当します。
【※補足事項※】
今回、物件の持分割合を設定していないのは、契約時に知識がなく夫単独で契約してしまい、今から設定し直すには時間的制約があるためです。夫単独名義を維持したまま、以下のスキームで問題がないか確認させてください。
2. 資金処理スキーム(1,000万円の内訳)
1,000万円を以下の通り処理します。
* 贈与: 110万円を妻から夫への暦年贈与として処理済み(非課税枠利用)。
* 貸付: 890万円を妻から夫への**金銭消費貸借契約(貸付)**として処理します。
3. 返済・家計スキーム
贈与認定を避けるため、以下の2つのルートで資金を管理する予定です。
* ① 貸付の返済: 夫の個人口座⇒妻の個人口座へ、毎月5万円を直接振り込む(約15年で完済予定)。
* ② ローン返済協力: 夫名義の共同生活費口座からローンの引き落としを行います。妻はこの口座へ夫より多額の生活費を入金し、間接的にローン返済に協力する形をとります。
※共同口座へ夫は月7万円入金、妻は13万円入金予定です。
4. 相談事項(知りたいこと)
* この**「110万円贈与+890万円貸付」**の複合スキームは、税務署から実質的な贈与と認定されるリスクは低いでしょうか。
* 特に、**貸付の返済方法(直接振込)**と、**ローンの間接的な返済協力(共同口座への入金超過)**という異なる資金ルートについて、贈与税法上問題はないか、ご意見を伺いたいです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
上田誠
本件スキームは「110万円贈与+890万円貸付」が形式どおり機能していれば贈与認定リスクは低いものの、奥様の“生活費超過入金”による間接的なローン負担部分については贈与と認定されるリスクが残るものでございます。
本投稿は、2025年12月07日 19時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







