お年玉の贈与税課税対象に関して
私は現在22才で、会社勤めです。
親は自営業をしてることもあり比較的裕福です。
2年前に成人した時毎年もらっていたお年玉(毎年50万ほど)を積み立てていた口座の通帳やキャッシュカードを受け取りました。
預金額としては高額なので、受け取ってからその預金には手をつけていません。
(これから引っ越しをすることもあるので使う予定はあります。)
そこで質問なのですが、この預金(自分名義)には贈与税がかかるのでしょうか。
お年玉は社会通念上の範囲内であれば贈与として考えられるも非課税と聞いたのですが、調べてみると贈与税かかる可能性があるとの見解も出てきました。
子供の頃からお年玉はもらった後に親と一緒に銀行に預けに行く習慣があったので以前よりもらってる認識はあり、名義預金という考えもありませんでした。
贈与契約書などは作成していません。
連年贈与として扱われて課税対象になってしまうのかもご質問したいです。
税理士の回答

民法上、未成年の場合にはその親権者(両親)が同意することで贈与契約は成立し、財産の管理も親権者が代理することとされています。
ご相談のケースでは、毎年頂いていたお年玉(非課税)を親権者である親御さんが承知されていて、親御さんが未成年者である相談者に代わって管理なさっていたものであり、その預金はあくまでも相談者様の固有財産と考えるのが通常です。
そして、成人されたので自分の預金を自分で管理することとなっただけの話ですので、そこに贈与税が生じる余地はないと考えます。
ご回答ありがとうございます。
わかりやすくて助かります。
お年玉が高額な際、そこを言及されて贈与とみなされる事例はあるのでしょうか。

ご連絡ありがとうございます。
子供さんのお年玉に贈与税を課税したという事例は、私は聞いたことがありません。
毎年のお年玉が50万円程というのも高額の方だと思いますが、贈与税には年110万円の基礎控除という非課税枠もありますので、その金額に収まっていれば贈与税の問題はないと考えて大丈夫です。
ありがとうございます。
安心いたしました!
本投稿は、2019年05月18日 12時02分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。