養老保険満期に伴う税金について
お世話になります。
もうすぐ契約期間30年、受取金300万円の養老保険の満期を迎えます。
支払額は毎年7万円、30年間で210万円になります。
最初の17年間は父親が支払い、受取人は私でした。
その後は契約者の名義を私に変更し、私が13年間支払いをしました。
年収は約450万円、独身で扶養家族はいません。
父親が支払った分に対して、贈与税は発生しますでしょうか。
また、この際の一時所得金に対しておおよそいくらくらい税金がかかるか、または計算方法をご教示いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

大西淳史
原則通りに回答いたしますと、お父様が負担された保険料に対応する部分は贈与税の対象となります。
300万円×17年/30年=170万円
贈与税 (170万円-110万円)×10%=60,000円
一時所得は課税されないラインです。
全額ご自身が負担したと仮定した場合
{(300-210)-50}×1/2=20万円 20万円以下のため確定申告不要 但し、住民税の申告は必要(住民税 20×10%=2万円)
お父様との負担を按分した場合、20万円をさらに下回るので、上と同じく確定申告不要となります。
確定申告不要のラインですので、保険会社から税務署に支払調書が提出されるのかは不明ですが、原則通りに処理すると、贈与税と住民税は課税されます。
手続きについては、相談者様のご判断にお任せいたします。
よろしくお願いいたします。
分かりやすいご回答ありがとうございます。
とても参考になりました!
本投稿は、2019年12月19日 10時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。