直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税が適用されるか教えてください
直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税について相談です。
私の父から私へ1000万円、妻の父から妻へ1000万円の贈与を受けました。
契約は7月に完了しており、名義は私と妻の連名になっております。
土地に500万ずつ、建物に400万ずつ充てて、残り100万円ずつは基礎控除額(実質諸経費の支払に充てている)として考えております。
土地は7月に取得しましたが、建物の完成が3月15日に間に合っておりません(3月末予定、上棟は1月に実施済)。
この場合、非課税の適用を受けることはできますか?
受けることができる場合、通常の申告と異なる書類が必要になりますでしょうか?
また建物代金はこの後支払う予定です(中間金200万円ずつは支払済)。
支払時はローンと組み合わせて支払うことになりますが、注意点等ございましたら教えていただきたいです。
※引き落としの明細を分けて贈与から支払ったことを明確にする等
税理士の回答
この場合、非課税の適用を受けることはできますか?
受けることができる場合、通常の申告と異なる書類が必要になりますでしょうか?
→以下の➀③⑤の書類を贈与税申告書に添付して提出することで適用を受けることができます。(②④➅の記載例を参考にしてください)
https://www.nta.go.jp/about/organization/takamatsu/topics/zoyo/menu.htm
また建物代金はこの後支払う予定です(中間金200万円ずつは支払済)。
支払時はローンと組み合わせて支払うことになりますが、注意点等ございましたら教えていただきたいです。
※引き落としの明細を分けて贈与から支払ったことを明確にする等
→贈与を受けた資金とローンを一緒に支払っても問題ありませんが、通帳で贈与を受けた資金800万円(お二人分)が支払いに充てられていることが確認できればよろしいかと思います。
例えば、贈与800万円+ローン2,000万円=2,800万円で支払いが2,500万円だと残った300万円が直接支払い充てられていない贈与を受けたお金と見做されかねません。
具体的な申告の仕方は、以下のページをご参照ください。(申告書の記載方法は文章で説明し難いためです)
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/shinkoku/zoyo/tebiki2020/01.htm
ご返答いただきありがとうございます。
資料提出により適用が受けられるとのこと、安心いたしました。
また支払いについての注意点もありがとうございます。
申告時は注意いたします。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年02月18日 15時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。