贈与税の発生有無
贈与税が発生するのかどうかの質問でございます。
3才の子供の複数の証券口座に合計で110万円以上の資金を、親の銀行口座→子供の名前の銀行口座→証券口座という流れで入金し、めいいっぱいその資金を使って株の売買をした後に、12月末の時点で子供の複数の証券口座と銀行の資金の合計が110万円未満になるように、親の口座に資金を戻しました。
子供の銀行口座、証券口座の存在は子供は知らず、親が管理し、資金は親のものなので、110万円未満という数字とは関係なしに、親の名義預金による取引ということで贈与税はかからないでしょうか?
税理士の回答
未成年の子どもは意思判断能力がありませんので法定代理人がかわりに贈与の場合の受諾を行います。お父様が贈与者ならばお母様が代理人となって受諾しますが、税務的に贈与があったのかなかったのか、名義預金なのかどうなのかが後に問題になることが多いので贈与証書を作成して証拠を残すことをお勧めします。上記の行為が親が勝手に子供の名を借りて行っているのであればそれは贈与ではありません。
回答ありがとうございます。
さらに質問で申し訳ありませんが、一時的にでも複数の証券会社で数百万の資金があり、年トータルで数千万の取引があって、複数の証券会社の損益通算のために、そして損益通算して損失がある場合損失繰越のために、子供の名前で確定申告して問題はありませんでしょうか?
子どもの名義で所得税申告を行う際には子供さんの所得として認識しているのですから当然、その前に贈与があり、親のお金から子供のお金になっているということになります。
本投稿は、2021年04月03日 21時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。