海外にいる親と日本在住中国人夫の共同名義で住宅購入する為に海外からの送金に係る税金について
こんにちは。
此度相談したい内容の背景としては以下になります。
夫は永住権を持っている中国人、妻は日本人。
この度8000万前後の住宅を購入しようと考えています。
夫である中国人の親は資金援助してもらえる状況ですが、資金援助すると贈与税が掛かる為、夫&夫両親の共同名義で4000万ずつ出資して購入しようと考えていますが、中国には毎年一人辺り500万の送金制限があるため、4000万の夫両親名義分の資金を日本に移す為に、中国にいる両親や兄弟の口座を経由して2,3年間に渡って共同名義の両親分の4000万資金を一時的に夫の口座に送る場合、贈与と見なされるでしょうか?あくまでも両親名義分の住宅購入資金を購入までに夫の口座に預けるつもりで、購入するまで資金運用もしないつもりです。
そして4000万ずつの共同名義で不動産購入した後に、毎年贈与税が掛からない範囲内の110万円分で所有名義を30何年間かけて夫両親から夫に移すことは可能でしょうか?
話長くて申し訳ございません、どうかご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答

安島秀樹
中国から日本への送金限度は1年500万でなく、1日500万で1年間の上限はないと思います。確認してみてください。
安島様、ご回答ありがとうございます。
中国の送金規制制度について再度調べてみたのですが、一人辺り年間5万アメリカ合衆国ドル(約500万円)が今の送金規制制度になっております。
その為、資金集める為にも質問に書いてある通りに、何年間をかけて振り込むしかありません。このように何年間の間、不動産購入資金を預ける場合、贈与税と見なされるでしょうか?
購入後に贈与税が掛からない範囲内、毎年名義移行が可能なのかどうかも教えていただけると幸いです。

安島秀樹
調べてみました。送金額には限度はないけれども、中国の通貨を円に換えるのに年5万ドルという制限がありました。あなたの案はどれも裏技系なので税理士がアドバイスをするのは難しいです。問題点は税金でなく外貨の作り方と送金なので不動産会社に最初にその点のアドバイスを求めたらどうでしょう。何年もかけて、何十年もかけて というのは現実性があまりないと思います。
再度のご返事ありがとうございました。確かに、厳密的に言いますと年間一人辺り外貨に換えれるのは5万ドルという制限なので、一人辺り送金できるのが5万ドルまでとして勘違いをしてしまいました。
外貨の作り方については中国の親戚枠借りればそこまで年数かけなくても大丈夫と思いますが、ただ「共同名義で不動産購入時の夫両親出資枠」として夫の口座に預ける送金額が購入までに贈与とみなされるかどうかが知りたいです。

安島秀樹
質問の点だけなら簡単だと思います。贈与でないことをはっきりさせる書面だけ作っておけばいいと思います。「預かっているだけ」がはっきりすれば、税務署が贈与に認定することはないと思います。入金があったら別枠の口座を作って、そこにいれて触らなければいいのではないかと思います。
ご回答ありがとうございました。とても助かりました!
本投稿は、2021年06月21日 22時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。