10年前の共有財産売却代金の妻の持分を夫名義から妻に移したいが贈与税問題になりますか
10年前に夫婦共有名義(夫6妻4の持分)の住居を売却し、その代金約2700万円は夫名義の口座に全額入金しました。
その際は持分に従い夫婦それぞれで確定申告しました。
今回上記売却代金の妻の持分相当約1100万円を妻名義の口座に移したいのですが、贈与税の指摘をうけないようにするためには何かしら事前に税務署に届けがいりますでしょうか?
なお、10年前は贈与税や確定申告で問題になることはありませんでした。
よろしくおねがいします。
税理士の回答

今は奥様の売却金取分を、10年前の取引時からご相談者様が預かっているということですから、そちらの奥様の取分約1,100万円については、奥様の口座に移していただいて問題ございません。
贈与税の対象でもありませんから、税務署に申告も届出も不要です。
なお、失礼ながら、将来ご夫婦のどちらかに相続が発生し、相続税の申告が必要な場合で、相続税の税務調査があったときには、その資金移転が何だったのか調査官に聞かれるかもしれませんから、そのとき相続人が説明できるように、例えば日記や通帳自体でも構いませんから、資金移転の理由を記しておいていただくといいでしょう。
早速の回答ありがとうございました
本投稿は、2021年07月01日 20時33分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。