住宅取得資金贈与について。
近日およそ3000万円で戸建て新築予定です。
銀行からは2000万円住宅ローンの融資を受けることが確定しています。
昨年の秋に頭金として義理の両親から200万円借りました。
そして、今年1月に自分の直系の親から住宅取得資金贈与として非課税の範囲内で1000万円振り込んでもらいました。
この1000万円から、義理の両親に借りていた200万円の返済に充てるのはNGですよね?
ネットで自分なりに調べていた時に、贈与金が振り込まれる前に一旦他人に借り入れするなどして立て替えておき、贈与を受けたお金から返すのは借り入れ金の返済となり、住宅取得資金贈与の特例を受けられないので注意!
と記載されていたからです
銀行やハウスメーカーに聞いても問題ないと仰るのですが、本当に大丈夫なのか心配です。
また、NGである場合、どのような手段をとればこの問題を解決できるでしょうか?
税理士の回答

この1000万円から、義理の両親に借りていた200万円の返済に充てるのはNGですよね?
→はい。住宅取得等資金贈与の非課税を適用するには、贈与してもらった金銭を住宅購入資金に充てなければいけませんから、200万円の返済に充ててしまうと非課税の適用を受けられなくなってしまいます。
その200万円については、今後分割して少しずつ返済するなどされてはいかがですか?
ご返答いただきありがとうございます!
そうなると、今年1月に贈与を受けた1000万円のうち200万円ほど住宅取得資金として使いきれず余ることになりますので、私の親に返金すれば問題ないでしょうか?

そうなりますと、住宅取得等資金贈与の非課税の適用は800万円となり、200万円は普通の金銭贈与と同じになりますので、贈与税の基礎控除110万円を控除した90万円に贈与税が課税されます。
税率10%で9万円の贈与税負担がでます。
そんなに高額な負担がかかってしまうんですね…回避する方法はもう残されていないんでしょうか…

残念ながら、もう贈与してもらってるわけですから、贈与税課税を回避するというのはできないと思料いたします。
本投稿は、2021年07月09日 00時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。