親子間の土地の使用貸借と工事費用の負担について
現在、生計を別とし、同居もしていない父親が所有している土地(約90坪)と建物に、息子の私が妻と息子と住んでいます。父親には家賃など一切払っておりません。
今度、建物を取り壊し、この土地に私名義の新しい住宅を住宅ローンを組んで建てる予定です。
その際、土地の三分の一程度を駐車場として整備し、私が第三者に貸して収益を得ようと考えています。現状、この土地は道路よりも2mほど高く、擁壁でぐるりと囲まれているため、駐車場として使用する部分は道路と同じ高さまで切り下げます。
このとき
・息子の私が駐車場の収益を得ることは問題ないか
・擁壁の工事は父親への贈与とみなされるか
・もし父親が土地の擁壁工事を行なった場合、私への贈与とみなされるか
という疑問があります。
上記の疑問に加え、そのほかに注意した方が良い点があればご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答

息子の私が駐車場の収益を得ることは問題ないか
→駐車場収入は、その土地の所有者であるお父様の不動産収入になります。
その収入をご相談者様が貰う場合、お父様からご相談者様への贈与となります。
擁壁の工事は父親への贈与とみなされるか
→土地の擁壁工事費用をご相談者様が負担する場合、ご相談者様からお父様への贈与になると考えます。
もし父親が土地の擁壁工事を行なった場合、私への贈与とみなされるか
→お父様からすると、ご自身の土地の擁壁工事ですから、課税関係は生じないと考えます。
本投稿は、2021年07月10日 18時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。