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住宅購入時の夫婦間の贈与について

恥ずかしながら夫婦間の資金移動にも贈与税がかかることを知らず、妻名義の口座を今後の教育費や老後の資金などにあてる「夫婦共有の貯蓄」としていました。

妻名義の口座ではありますが、妻は専業主婦の為、全額夫の給与からの貯蓄です。

今回住宅を夫名義で購入することになりました。
頭金を支払うにあたり妻名義の口座から夫名義の口座に移すことになり、贈与税の存在を知り焦って相談させていただいてる次第です。

夫婦の共有貯蓄との認識でしたが、110万円以上預金を妻から夫に移すとやはり贈与税の対象となるのでしょうか。

ご教授いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

税理士の回答

 私は、国税(資産課税担当)OBの税理士です。
 あなたが、妻名義口座で貯蓄を行っていたことについては、(銀行側の問題は置いといてということになりますが、)名義を借りていただけですので、それを本来の自分の口座に戻しただけですから、贈与税の課税は、基本的には発生しません。
 ただし、念のために住宅メーカーに振り込む前に自分の口座にお金を戻した後に、振り込み等の支払いを行ってください。それと、証拠を保存しておくという意味で、7年程度、解約した通帳類の保存しておいてください。
 また、不動産の登記を行う際は、ご自分の名前に登記を行わないと、そこで、贈与税の対象となりますので気を付けてください。
※ なお、住宅購入して1年ぐらいしたころに「買い入れ資産のお尋ね」という文書が届くケースがありますので、その時の記載でも注意が必要です。
 あくまでも、自己資金での購入ですから、妻名義預金の解約とは記載しないでください。ややこしいことになりますので。
 

西野様

懇切丁寧にご教授いただき、ありがとうございます。必ずメーカー様への支払い前に移動させ、
今後の預貯金は自分名義の口座にて管理して参ります。

 お役に立てて、幸いです。妻の名前で預金をしたものを「夫の名義預金」という見方になります。
 今後は、自分のは、自分の名義での貯蓄が望ましいですね。

本投稿は、2022年09月02日 19時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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