[生前対策]実家の売却の仕方 - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
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実家の売却の仕方

二年前までに両親が住んでいた実家が
空家になってます。
父が去年他界し、母は二年前に認知症で介護施設に住んでます。実家の登記は父のままですが母の承認がないと売却できないと聞きました。母は認知度5の状態であり話もできない状態です。
来年には固定資産税が6倍になるとのことですので売却したいのでなんとか方法はありませんか。

税理士の回答

 ご相談内容からはお父様が亡くなった際の相続の状況等が不明ですので判断が難しいと考えますが、お母様については「成年後見制度」」の選択肢があると思います。
 「成年後見制度」とは、認知症、知的障害、精神障害などの理由で判断能力の不十分な方々は、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護などのサービスや施設への入所に関する契約を結んだり、遺産分割の協議をしたりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合があります。また、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに契約を結んでしまい、悪質商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を保護し、支援するのが成年後見制度です。
 これには本人が十分な判断能力を有する時に、あらかじめ、任意後見人となる方や将来その方に委任する事務(本人の生活、療養看護及び財産管理に関する事務)の内容を定めておき、本人の判断能力が不十分になった後に、任意後見人がこれらの事務を本人に代わって行う制度と、本人の判断能力が不十分になった後に、家庭裁判所によって選任された成年後見人等が本人を法律的に支援する制度があります。
 ご相談の場合は後者に相当しますが、詳細な内容や手続きについては専門家のアドバイス等が必要と考えますので、信用できる弁護士や司法書士あるいは税理士の方にご相談頂くことをお勧めします。

本投稿は、2023年11月25日 20時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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