税理士ドットコム - [生前対策]相続時精算課税制度の具体的なやり方を教えてください - > ①持ち家の名義変更は登記で行うと思いますが、自...
  1. 税理士ドットコム
  2. 相続税
  3. 生前対策
  4. 相続時精算課税制度の具体的なやり方を教えてください

相続時精算課税制度の具体的なやり方を教えてください

障害を持つ父親が無年金者で、老人ホームに入所してますが、費用はその子供達になってます
金銭的にかなり負担になっており、子供達兄弟が生活苦になっている状況です

父親の生活保護を申請する上で、財産の持ち家がネックになりました
現在、兄弟が住んでいます

質問は
父親から兄弟達への持ち家の名義変更をする場合の、相続時精算課税制度を利用することです

①持ち家の名義変更は登記で行うと思いますが、自分でやる場合はどのくらい費用がかかりますか?

②翌年の確定申告の時期に、持ち家の名義変更(贈与)を税務署で相続時精算課税制度を申請することになる流れだと思います
財産の評価額は固定資産税の評価額でよいですか?

③相続時精算課税制度の控除額はたしか、2500万円だと思います
兄弟2人で1/2ずつ共有持分にした場合は、兄弟1人1人が2500万円の控除を受けられると思って間違いないですか?

④この様な状況で、相続時精算課税制度を受けられない場合はありますか?
また、デメリットはありますか?

税理士の回答

①持ち家の名義変更は登記で行うと思いますが、自分でやる場合はどのくらい費用がかかりますか

贈与の場合、登録免許税が固定資産税評価額の2%かかります。

②翌年の確定申告の時期に、持ち家の名義変更(贈与)を税務署で相続時精算課税制度を申請することになる流れだと思います
財産の評価額は固定資産税の評価額でよいですか?

評価額は相続税(贈与税)評価額によります。(土地は路線価または倍率方式に基づく額、建物は固定資産税評価額と同額です。)

③相続時精算課税制度の控除額はたしか、2500万円だと思います
兄弟2人で1/2ずつ共有持分にした場合は、兄弟1人1人が2500万円の控除を受けられると思って間違いないですか?

はい、その通りです。

④この様な状況で、相続時精算課税制度を受けられない場合はありますか?
また、デメリットはありますか?

要件をクリアし、贈与税申告書及び届出書を期限内に提出すれば制度を受けられないということはありません。
デメリットは、一度、制度を選択すると暦年課税に戻ることができないということでしょうか。

即答ありがとうございます
もう少し質問させてください
やはり、相続時精算課税制度を利用しても
贈与扱いで、登録免許税がかかるのですか?
これは相続時に戻り金があるとかはないですか?
相続時精算課税制度を利用しなくて、通常の相続であっても、登録免許税はかかるのでしょうか?

相続時精算課税制度を活用しても、登記時の登記原因は贈与ですので登録免許税がかかります。
相続時に登録免許税が戻ることはありません。

通常の相続の場合、登録免許税は固定資産税評価額の0.4%がかかります。

ありがとうございます
とても助かりました

お父さんが生活保護を申請すると、これまで親族に財産贈与がなされてないか調査があるそうです。

アドバイスありがとうございます
早とちりするところでした

本投稿は、2019年11月10日 14時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

生前対策に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

生前対策に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,260
直近30日 相談数
686
直近30日 税理士回答数
1,262