親の家賃収入について
ご相談です
80を超えた父が所有している土地(坪単価約20万で300坪程)を某コンビニエンスストアに賃貸している状態です(建物の所有者も父)
因みに賃貸料はおよそですが月820,000円
来年初めにそのコンビニエンスストアとの20年の契約が満了になると
契約の延長になった場合年齢的にも無理そうなので引き継がないかとの相談がありました
とてもありがたいことですのでできれば引き継ぎたいのですが
税金等のこともあるので出来るだけ節税をしながらの引継ぎをしたいと思います
どのような形が理想でしょうか?
ちなみに父は個人名で所有&経営している状態で
私は小さな法人を所有しています
良いアドバイスがあればありがたいです
税理士の回答
お父様の相続税対策も考えながら収益の移転を考えましょう。コンビニも築20年を経過しているということであれば固定資産税評価額もそんなに高くはないと考えます。したがってお父様からご自身へ建物部分だけを相続時精算課税制度による贈与を行います。その時の評価は貸家評価になり、2500万円までは特別控除により課税されません。また、土地については建物賃借人が代わらない限りは貸家建付地として評価は引き継がれます。お父様の土地に自分の建物があることになりますので使用貸借で地代を支払う必要はありません。贈与時にはコンビニの預り保証金を別途、親子間で清算をしないと負担付譲渡になるのでご注意ください。結果、収益がご自身に移行し、お父様にたまるであろう預金(相続税の課税対象)もご自身の預金(将来の納税資金)になります。
とても参考になりました。 ありがとうございました。
相続時精算課税制度を前向きに検討してみます。
本投稿は、2020年05月28日 15時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。