親から900万円程借りるにあたり、金利の設定はどれくらい?
親から900万円借り、5年返済で15万円返しをする予定です。借用書を作成するにあたり金利設定に悩んでおります。
仕様用途は投資のため国からの控除は受けられないと情報をみたので、ものすごい低い金利は期待できないと考えています。
年間の金利は何%が妥当なのでしょうか?
税理士の回答

親子間(個人間)で900万円の貸し借りをする場合、金利を無しとしても税務上の問題はありません。実務では親子間の「金利なし」の貸し借りはよく行われております。それに対して税務署が問題視することもありません。
借用書を作成される場合には、「金利なし」の旨を明記すると良いと思います。
勿論、金利を設定することも可能です。その場合には通常の市場金利を参考に1%程度が無難かと考えます。

親族からの借り入れの場合、第三者から借り入れするのと同様、返済スケジュール通りに返済するのが肝要です。
仮に返済を一度もしない、といった場合、そもそも返済の意思が無いのだから、全額贈与、贈与課税されるリスクがありますので。
利率については、900万であれば、2%でも年間18万。これを見做し贈与と見ても、年間110万までの贈与非課税枠に入りますので、元金の返済がスケジュール通りにされていれば、特に問題となることは無いでしょう。
本投稿は、2018年04月28日 18時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。