相続税について
1、旧姓口座⇒現在の姓の口座へ独身時代の給料を移し替え、旧姓口座の通帳を20年近く前に処分してしまいました。その場合証明するものがないのですが、親や主人が無くなった場合、相続税は課税されてしまうのでしょうか?
2、雇用保険や結婚のお祝いが入ったの預金通帳が出てきましたが、専業主婦の場合、それらも相続時に課税されてしまうのでしょうか?
3、以前交通事故で保険がおりておりますが、その通帳も処分してしまい、最近の物しか残っておりません。過去のお金を確認したいと思いますが、履歴を調べる方法ありますでしょうか?
4、相続の準備しておきたいと思いますが、相続受ける前にやっておいた方が良い事教えて頂きたく思います。
全くの無知ですので、アドバイス頂ければ助かります。よろしくお願い致します。
税理士の回答
1.相続税の課税対象は亡くなった方の名義の預貯金、生命保険、不動産等です。
ただし、もし、実質亡くなった方の財産であるにもかかわらず相続人等の名義の預貯金等があれば課税対象になります。
2.専業主婦の方が亡くなった場合は、その方名義の預貯金残高が課税対象になります。
3.金融機関に有料照会することで過去10年間分の取引履歴を取得することができます。
4.親御様の相続ということでしょうか。
個々人で準備することは異なりますが一般的には、まず、相続税がかかりそうであれば、生前贈与等節税対策が必要です。
また、相続争いになりそうであれば、あらかじめ遺言書を作成してもらうことも必要です。
また、相続財産目録を作成してもらい財産内容を明らかにしておく必要もあります。
有料になりますが、税理士に相談することにより相続対策を万全にすることができます。
アドバイス頂き、ありがとうございます。課税対象は亡くなった方の名義預金、生命保険、不動産等なのですね。金融機関で取引履歴を取得できるのですね。親の相続の場合、遺言書と相続財産目録を作成してもらうと良いのですね。早速、金融機関で過去の取引履歴を取得したり、両親と財産内容や目録の件も話し合ってみたいと思います。ありがとうございました。また機会ありましたら宜しくお願い致します。
はい、ちなみに相続税の申告が必要になるのは、亡くなった方の相続財産が基礎控除額以上の場合です。
基礎控除額とは、3000万円+(600万円×法定相続人数)です。
本投稿は、2019年07月04日 11時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。