二世帯住宅新築時の贈与と不動産登記について
実家を解体し、私の両親と二世帯住宅を新築予定です。
玄関やキッチン等は別々ですが、渡り廊下でお互い行き来できる家を予定しています。
新築するにあたり設計事務所に設計図や監督管理をお願いし、工務店が工事を請け負います。
金額としては下記を予定しています。
工事代金(工務店):6500万円(税抜) / 7150万円(税込)
※解体費用や諸経費含む。
設計料/監督管理費(設計事務所):650万円
それに対し、住宅購入資金としては下記を予定してます。
自己資金:300~500万円
住宅ローン:5000万円
親資金:2500万円
相続税対策も考えたいので住宅取得等資金の贈与と暦年贈与を考慮した場合、
不動産登記としては単独/共有のどれがベストな対策となるかご教授願います。
税理士の回答
相続財産の多寡にもよりますが、相続税対策をメインにするならば、全部親御様の名義で行うことが効果は大きいと考えます。なぜならば投資額は相続時には建物評価(固定資産税評価額)になり、大幅に減額します。また、建物敷地は親御様の所有と推測されますので小規模宅地の減額においては特定居住用宅地等の減額(330㎡ 80%減)の規定が適用できます。住宅取得資金贈与を選択し、共有を選択される場合にもそれぞれの所得等も考慮する必要がございますので個別の相談を受けられることをお勧めします。
本投稿は、2020年08月17日 23時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。