住宅ローンあり 親子間売買で息子に肩代わりをしてもらうときの注意点は?
定年退職になります、住宅ローンが900万(残り8年)ほど残っています。年金も少なく退職金もないので返済が滞るので、銀行に相談しました。現在住んでいる家(妻と共同名義)と土地(私の名義)を息子に買ってもらって(親子間売買)ローンを組むこともできるとの事で進めています。
不動産業者の見積もりでは1000万~1200万ぐらいの見積もりです。
生前贈与税に当たるのか?息子(30歳)にあまり負担をかけたくないと考えています。
税金のことなどがわかりませんので、ご相談します。
税理士の回答

親子間で不動産を売買する場合には適正な時価で行う必要があります。できれば複数の不動産業者に物件の査定をして頂いて価額を決めて頂く方が宜しいと思います(複数の査定値の平均値をとるなど)。
合理的に算定した適正時価で売買して頂ければ贈与税の問題は回避できます。
ただし、建物は奥様との共有とのことですので、建物代の奥様の持分相当は奥様が受け取ることになりますのでご注意ください。
そして、息子さんに買い取って頂くことで譲渡益(値上り益)が生じる場合には、相談者様に譲渡所得が発生しますので、所得税の確定申告が必要になります。その点もご留意ください。
宜しくお願いします。
早速のご返答ありがとうございます。コメントの中に値上がり益の部分ですが、逆に坪単価が1万ほど購入時より下がっていますので、利益はないのですが確定申告は必要でしょうか?

売買価額(譲渡収入金額)が取得費よりも少ない場合、つまり譲渡損となる場合には、確定申告は必要ありません。
宜しくお願いします。
本投稿は、2017年01月12日 20時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。