自宅の相続を分割すべきか家族一人の名義にすべきか
父、母、独身の弟が実家に住んでおります。私は結婚をして実家を出ております。私には二人の子供がおります。父の余命が3ヶ月です。
父名義の実家の自宅の名義変更は以下のどの方法が良いのでしょうか?また、下の3つの選択以外により良い選択がありましたら、御教示お願い致します。
1、母(100%)
2、同居している弟 (100%)
3、母、弟、結婚して実家を出ている私の共同名義(この場合は母が1/2, 弟が1/4、私が1/4でしょうか?)
また、父には100万ほどしか貯金がありません。株は現在の評価で160万あります。家はおそらく5千万から6千万位(家は40年経っており価値無し。土地のみ。)だと思います。ただ、貯金が少ないので、相続税が払えるかどうか、家族で心配しております。また、その小額の貯金にも相続税が掛かるので現金がいくら残り、その残りから相続税を払うことが出来るのでしょうか?
母と弟はできれば、そのまま今の家に住み続けたいと希望しています。
税理士の回答

お父様の法定相続人は、お母様・相談者様・弟さんの3人になりますが、相続人間の相続割合にこだわらなくても宜しいのであれば、ご自宅の土地・家屋は同居親族である弟さんが相続されるのが宜しいのではないかと考えます。
弟さんが相続するご自宅の土地に関しては、「特定居住用の小規模宅地の減額特例」が適用出来ると思われますので、ご相談文の財産状況を前提としますと相続税がゼロとなると推定されます。そして、弟さんがご自宅を取得することによって、二次相続の心配も回避することが出来ます。
正確な相続税の金額につきましては、関係資料を揃えたうえで専門家に一度ご相談ください。
宜しくお願いします。
本投稿は、2017年03月18日 09時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。