重加算税の計算について
売上除外があった場合、例えば1期前に10万円申告漏れがあった場合10万円✖️35%=3万5000円を納税する事であってますか?
税理士の回答

出水祐介
重加算税は、故意または重大な過失により申告漏れや不正な申告をした場合に課される追加の税金です。重加算税の税率は通常、申告漏れ税額の35%が適用されます。したがって、1期前に10万円の申告漏れがあった場合、下記の計算となり、おっしゃる通りの金額となります。
申告漏れ税額: 10万円
重加算税率: 35%
重加算税額: 10万円 × 35% = 3万5000円
ただし、重加算税が適用されるかどうかは、税務署の調査によって判断されます。故意または重大な過失があったと判断されると、重加算税が課されます。また、この税金は、基本的な追徴税額に加えて支払う必要がありますので、全体の負担はさらに増加することになります。
回答ありがとうございます。
1期前の計上漏れが10万円だとすると全体の負担はどれくらいになるのでしょうか?

出水祐介
1期前の計上漏れが10万円だった場合、全体の税金負担を計算するためには、まず基本となる追徴税額を計算し、その上で重加算税を加える必要があります。ここでの計算は、法人の場合の一般的な法人税率と、個人の場合の所得税率を例にしております。
①法人税の場合
仮に法人税率が30%だとすると、以下のようになります。
1. 基本の追徴税額
10万円✖️30%= 3万円
2.重加算税
10万円✖️35% = 3万5000円
全体の税金負担は、基本の追徴税額と重加算税の合計となります:
3万円(追徴税) + 3万5000円(重加算税) = 6万5000円
②個人の所得税の場合
個人所得税の税率は所得の額により異なりますが、仮に20%とします。
1.基本の追徴税額
10万円✖️20% = 2万円
2. 重加算税
10万円✖️35% = 3万5000円
全体の税金負担は、基本の追徴税額と重加算税の合計となります:
2万円(追徴税) + 3万5000円(重加算税) = 5万5000円
この計算はあくまで一例であり、実際の税率や追加のペナルティは事業の種類、所得の区分、居住地等によって異なります。また、消費税や地方税など他の税金が関連する可能性もありますので、ご参考程度にお考えください。

出水祐介
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本投稿は、2024年05月04日 03時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。