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数年前には仕分けを仕入高/現金と仕分け

家族のクレジット支払いで数年前には仕入高/現金と仕分けしてしまいましたが今年から仕入高/事業主借と貸方勘定科目を変更したら貸借対照表と損益計算書に影響ありますか?よろしくお願いします

税理士の回答

損益計算書への影響
損益計算書は、収益や費用を通じてその期の利益を算出するものです。仕入高は費用として損益計算書に計上されますので、仕訳の貸方(現金や事業主借)を変更しても、費用(仕入高)の部分には影響はありません。よって、損益計算書に直接の影響はないと言えます。

貸借対照表への影響
貸借対照表は、期末時点での資産、負債、純資産の状態を表します。

「仕入高/現金」として処理した場合、支払い時点で現金(資産)が減少し、その分だけ仕入れが発生していたことになります。
「仕入高/事業主借」として処理する場合、事業主借(負債もしくは純資産)が増加する形になります。

したがって、「現金」としていたものを「事業主借」に変更することで、貸借対照表上では現金が減少する代わりに事業主借が増加する形になります。このため、貸借対照表には影響が出ますが、これは資産項目(現金)の減少と負債(もしくは純資産)の増加に伴うもので、全体のバランスには影響しません。

真夜中に詳しく回答頂きありがとうございました

本投稿は、2024年09月07日 01時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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