税務調査における領収書の役割について
税務調査についてお伺いしたいことがあります。
税務調査において、領収書が偽装されていないかどうかチェックするために反面調査というものがあると思います。
その調査の対象として取引先が挙げられると思いますが、交通費の領収書の場合JR等に調査することがあるのでしょうか?
実際に営業マンが交通費水増しして請求するケースがありますが、発覚したケースを知りません。
要約すると
1.交通費として支払った領収書はどのような手段で調査されるのか
2.領収書は税務調査においてどのような役割を果たすのか
ご回答お願い致します。
税理士の回答

①一般論として、税務調査において、収入や経費に不審点があれば、解明するために、反面調査や銀行調査等必要な調査が行われます。
仮に、交通費を水増し請求するために、領収書の偽造や虚偽の領収書を作成していた場合、ネットから旅程による正確な所要額が分かりますので、その不正が発覚する可能性はあると思います。
②領収書は支払った事実を証明する書類として保存されるものであり、仮に、経費に算入していた交通費が架空だったり水増しされたものであることが調査で立証されると、仮装隠ぺいの事実があるとして、重加算税の賦課対象となります。
本投稿は、2019年12月04日 18時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。