課税について
知人の会社に税務調査が入り、脱税を指摘されました。内容は水増し請求をして協力会社から現金をキックバックをしていました。7年間で4,000万円です。この場合、税務署からの追徴課税、遅延税など支払わないといけない金額はいくらぐらいになると予測できますか。
税理士の回答

その会社の7年間のそれぞれの年度の利益の水準や、会社の規模にもよって変化しますが、中小企業であり、多い場合を仮定します。
消費税率8%と仮定すると、消費税本税で、約296万。
法人税等本税(地方税を含む)で、約1,296万。(実効税率35%で全て課税されたと仮定)
あとは、仮想隠蔽と認定された部分には、重加算税が課せられますが、時期によって、扱いが違います。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/sonota/kasan.pdf
全てが、仮想隠蔽だとして、繰り返していた場合、約700万前後でしょうか。
あとは、延滞税ですが、これも修正申告の年度ごとの計算なので、厳密に計算できないですが、税率は、以下の通りです。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/osirase/9205.htm
税率は約9%で結構高いので、7年にわたり平均的に、不足が生じていたと仮定すると、500万前後くらいでしょうか。
本投稿は、2020年01月06日 23時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。