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報酬を受け取る際の源泉徴収について

私は個人で事業を始めたばかりの者です。特に雇っている方はいません。
先日初めての依頼を完了し、現在請求書を作成しているのですが源泉徴収という項目がよくわかりませんでした。
請求書は雛形があって、数字を入力すると自動で計算してくれるものなのですが、源泉徴収という項目が自動で計算されてその分実際に受け取る金額が少なくなりました。
他の同業の方の請求書を見たことがあるのですが、その請求書の源泉徴収という項目には金額が入っておらず空欄になっていました。

私の仕事の報酬は源泉徴収の対象になるのだということまではわかったのですが、なぜ他の同業の方は項目が空欄なのかわかりませんでした。
今回の請求書は金額が入っているものを出せばいいのか、入っていないものを出せばいいのかどちらが正しいのでしょうか。
ご教示のほど宜しくお願い致します。
ちなみに依頼者の方はごく普通の会社員の方でした。
こちらは青色申告の手続きは済んでおり、来年確定申告を行います。

税理士の回答

税理士ドットコム退会済み税理士

今回の請求書は源泉徴収金額が入っていないものを発行してください。

 源泉徴収とは、お給料や報酬にかかる所得税を前もって差し引き、報酬等を支払う側が報酬等を受け取る人に代わって事前に納税する仕組みをいいます。
報酬等を受け取る人は、源泉徴収税額を確定申告することで損をしない仕組みになっています。

 この源泉徴収する者(報酬を支払う側)のことを「源泉徴収義務者」といいます。
会社や学校、事業をしている個人など、従業員にお給料を払ったり、弁護士や税理士などに報酬を払ったりする者が源泉徴収義務者となります。

 今回のご依頼者は「ごく普通の会社員の方」とのことですので源泉徴収義務者でないと考えられます。
従いまして、源泉徴収金額が入っていない請求書を発行されるのが良いと思います。

返答頂きましてありがとうございます。
源泉徴収について詳しく書いて頂けたのでよくわかりました。
早速先方に請求書を出しましたが問題なく振り込まれていました。
ありがとうございました。

本投稿は、2018年10月19日 11時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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