転職にともなう年末調整及び確定申告について
「仕事を辞めて、12月時点で離職中のとき、年末調整は無く、代わりに退職した翌年に確定申告が必要である。」ということを小耳に挟みました。
現在従業員数が7000人以上の企業にて働いています。来年の9月中旬に現在の職場を退職し、同月に従業員数6000人ほどの企業に転職するつもりです。
上記の場合、確定申告及び年末調整はどのような扱いになるのでしょうか?
翌年の確定申告が必要となりますでしょうか?
税理士の回答

宇賀治勇
お尋ねの件、回答いたします。
来年9月に前職を退職した際、源泉徴収票を受領し、転職した会社にその源泉徴収票を提出すれば、その会社で年末調整をしてもらうこととなります。
したがいまして、確定申告は、年末調整で申告できない所得、所得控除及び税額控除などがない限り、必要ありません。
分かりやすく、かつ迅速なご回答をいただきありがとうございました。

宇賀治勇
「仕事を辞めて、12月時点で離職中のとき、年末調整は無く、代わりに退職した翌年に確定申告が必要である。」ということを小耳に挟みました。
再度のご質問ありがとうございます。
状況がつかめておりませんので、次のそれぞれの場合ごとに整理させてご回答いたします
①令和7年9月に転職した場合
来年の9月中旬に現在の職場を退職し、同月に従業員数6000人ほどの企業に転職するつもりです。
令和7年9月に転職された場合は、先日、回答させていただいたとおり、
転職した会社が年末調整をする義務があります
②現在の会社を退職した後、令和7年12月までに転職できなかった場合
令和7年1月から退職日までの源泉徴収票を会社から受領して、
ご自身で確定申告(令和8年2月~3月の所定の確定申告期間)をすることになります。
本投稿は、2024年10月29日 23時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。