過去給与支給額誤りの訂正方法について
お世話になっております。
会社で給与を担当している者です。
標題の件、ご指導いただきたくご相談申し上げます。
この度、弊社1名の社員について、2023年中の賞与支給額に誤りがあることが判明いたしました。
支給0円(支給なし)が正しい金額だったのですが、誤った金額が支給されてしまっており、
社会保険料の控除も、所得税の控除も行い、年末調整まで完了し、給報提出、住民税課税、
全ての手続きが完了しています。
誤って支給してしまった金額は、全額払い戻しをすることになっています。
金額の算出方法は、
現状の2023年源泉徴収票の金額と、
本来の賞与支給がなかった場合の源泉徴収票の金額を算出し、
差額を返金してもらう予定です。
今になって上記が判明した場合、会社としてはどのように対応すればよろしいのか、
正しい手続きをご教示いただきたく存じます。
大変恐れ入りますが何卒宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答
結論
「社員から返金を受けるだけ」では不十分です。
会社としては、2023年分の給与・賞与を正しい金額に是正し、関係する税務・社会保険の手続きを原則すべてやり直す必要があります。
具体的には、
①社員から誤支給額を返金してもらう
②2023年分の源泉徴収関係を訂正
③法定調書(源泉徴収票・給与支払報告書)の訂正提出
④社会保険料の訂正(必要な場合)
この流れが、税務・社保ともに最も安全です。
理由
今回の誤りは単なる「過払い」ではなく課税済み給与として確定処理まで完了している誤りであり、事後的に返金があっても、課税・社保の事実関係は自動では修正されないためです。
本投稿は、2025年12月17日 16時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







