開業届、確定申告について
知識がないので、色々と調べているのですが、分からないので質問させていただきます。
先月、株式会社を辞めたのですが、辞めた後にその会社と準委任契約を結びませんかと依頼がありました。
前向きに考えているのですが、税金のことで悩んでいます。
契約書には所得税について、会社で源泉徴収してもらえるとのことですが、年末調整については、開業届を出して確定申告という形をというように会社は考えているようです。会社の方で年末調整をできないかお願いすると、開業届と確定申告を会社側で手続きしてあげるよという返事がありました。そんなことが可能なのかということと、可能な場合、気をつけたいことを教えていただけると幸いです。宜しくお願いいたします。
税理士の回答
準委任契約の内容がわかりませんが、開業届を提出すると言う事は、給与所得ではなく、事業所得に該当すると考えます。
「開業届と確定申告を会社側で手続きしてあげるよ」と言う事は、会社で確定申告書の作成をしてくれると言う事かと思われます。
事業所得は、収入―必要経費=事業所得の金額となります。
収入を得る為の必要経費は自己申告ですので、領収書等の保存をされたら良いと考えます。
山中様、すぐに回答していただきありがとうございます。とても参考になりました。
準委任契約の内容については、今までアポをとってから営業に出向くという業務をしていたのですが、そのアポの部分だけ会社を辞めた後に自宅から行ってくれないかという感じです。報酬については、アポ1件につき1000円で、電話機と、情報を管理するパソコンは貸与してもらえます。
これまで行っていたことと実態が変わらないのですが、雇用関係ではなく、準委任契約という形で、さらに個人事業主になるということに少し抵抗があります。
準委任契約では開業届を出して確定申告という形をとるしか方法はないのでしょうか?また、会社が確定申告をやってくれるのなら負担に感じる必要は全くないものなのでしょうか?
次々と質問ばかりして申し訳ございません。
雇用契約であれば、給与所得になります。
準委任契約であれば、事業所得、又は、雑所得として確定申告が必要です。
必要経費は、自己申告になりますので、しっかりと収入を得るための経費を計上されたら良いと考えます。
又、青色申告も検討されたら良いと考えます。
本投稿は、2018年10月12日 19時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。