引当金の仕訳について
年3回(9、11,翌2月)に分けて支払をしている労働保険料について、
引当金勘定を使用し、毎月一定額を計上することになりました。
従業員負担分もあり、どのように仕訳するのが正しいのかを教えて
ください。(中小企業です。)
例えばですが、毎月、以下のような仕訳でしょうか?
■法定福利費100,000/労働保険引当金100,000
■給与10,000/預り金10,000
■預り金10,000/労働保険引当金
とし、各支払時に、
■労働保険引当金/現金、で処理
上記の場合、各支払時、引当金の充額額はいくらにするのでしょうか?
1年に預かる金額を支払い回数で分けた金額?
各支払時にそれまでの引当金を全て充当?
3回目の支払は2月となります。
3月分の仕訳はどのようになりますか?
同様に引当金で仕訳をし、3/末で引当金が0となるように調整?
また、引当金勘定がマイナスになる月がでてくる場合もあるような気が
するのですが問題ないのでしょうか?
上記、引当金の処理が良く分かっておらず記載したものです。
正しく教えていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

年3回(9、11,翌2月)に分けて支払をしている労働保険料について、
引当金勘定を使用し、毎月一定額を計上することになりました。
平均にするためですね。
例えばですが、毎月、以下のような仕訳でしょうか?
■法定福利費100,000/労働保険引当金100,000
■給与10,000/預り金10,000
■預り金10,000/労働保険引当金
上記は、何かしっくりいかない。
ないほうが良い。
>■法定福利費100,000/労働保険引当金100,000
■給与10,000/預り金10,000
のみのほうが、良いと考える。
支払い時には、
損金経理が、税法上の基本なので、
法定福利費***現金預金***
と
労働保険引当金***法定福利費***
の二つを起こす。
上記の場合、各支払時、引当金の充額額はいくらにするのでしょうか?
1年に預かる金額を支払い回数で分けた金額?
各支払時にそれまでの引当金を全て充当?
竹中のようにすると、上記3行は悩まない。で、行わない。
法定福利費***現金預金***
と
労働保険引当金***法定福利費***
3回とも支払い時は、上記仕訳をする。
決算で、引当金の残高を
+の時は
労働保険引当金***法定福利費***
-の時は、
法定福利費***労働保険引当金***
の仕訳を起こし0とする。
ご回答いただきありがとうござます。
1つ1つに丁寧に説明してくださり良く理解できました。
ご回答くださったように仕訳処理を行いたいと思います。
もういくつか教えてください。
■社員からの『預り金』は、『支払い時に、それまで預かった金額を相殺』で合っていますで
しょうか?
■支払時の、労働保険引当金※※※/法定福利費※※※の仕訳時は、『それまでに引当した額
を全て相殺』で合っていますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

■社員からの『預り金』は、『支払い時に、それまで預かった金額を相殺』で合っていますで しょうか?
申し訳ありません、預り金の処理が抜けていました。
そのようにお願いします。
■支払時の、労働保険引当金※※※/法定福利費※※※の仕訳時は、『それまでに引当した額を全て相殺』で合っていますでしょうか?
0円にします。
ついてきていただいて、ありがとうございます。
ご回答ありがとうございます。
分かり易く説明していただきありがとうございます。
よく理解できました。
本投稿は、2022年11月18日 09時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。