開業準備にかかった費用
前年に準備をし、今年度から個人で仕事を請負っています。
確定申告の為に帳簿をつけてますが、前年に準備したPCやソフトウエアなどの費用は今年度の経費として計上できますか?
借方(?)貸方(預金口座2)
また、40万を超えるソフトウエアは長期借入で購入(5年の減価償却?)しソフトウエアの支払利息は前年から合計して今期に計上できますか?
借方(?)貸方(預金口座2)
初心者です、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

豊嶋彩子
開業前に、開業のために支出した金額は、開業費として繰延資産に一旦計上します。
開業費は5年(60ヶ月)で均等に償却するか、 もしくは任意で好きな時に償却するか、どちらかが選択できますので、初年度に全額償却する(経費にする)こともできます。
ただし、1組10万円以上のものは、開業費ではなく固定資産として計上します。
固定資産の取得のための借入金の利子等は、「借り入れた日からその固定資産の使用開始の日までの期間に対応する部分の金額」は原則としてその固定資産の取得費に含めます(資産計上します)。
ソフトウェアの耐用年数は5年です。
回答ありがとうございます!
では開業費を全額償却しようと思います。
【借方(繰延資産)〇円】【貸方(開業費)〇円】
この仕分けであってますか?
ソフトウエアは40万以上なので固定資産となるのですね。
ソフトウエアの前年の利息は固定資産に含んで計上(5年減価償却)
【借方(減価償却)〇円】【貸方(固定資産)〇円】
そして今期からは利息は経費、元本は固定資産という認識であってますでしょうか?

豊嶋彩子
ソフトウェアの仕訳は、おっしゃる通りです。
今期の経費は、今期分の減価償却費と借入金利息となります。
開業費の仕訳は、
開業費(繰延資産)/現金預金(もしくは事業主借)
開業費償却/開業費
となります。
ご丁寧なご説明ありがとうございました!
本投稿は、2024年09月03日 10時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。