按分する車輌取得価格の仕訳について
新車の車を300万円で購入したいです。
有限会社です。
家事按分の割合が50%の場合、
減価償却費(定額)は半分なのに、
車輌取得価格を150万円で計上するのでなく300万円で計上するのが妥当なのは何故ですか?
減価償却資産も半分でないと変な気がするのですが。
ヨロシクお願い致します!
税理士の回答
会社で購入する車両は会社の資産になりますので、その取得価額は車両価額の全額(300万円)を計上し、減価償却費も取得価額(300万円)を基に計算します。
そして、会社所有の車両を社長が個人的に使用することがある場合には、社長個人から適正な使用料(賃貸料)を受け取って収入として処理する必要があります。
そのような場合の賃貸料は、例えばレンタカー会社のレンタル料などを参考に、妥当な金額を計算して収受することが望ましいと考えます。
さっそくのお返事ありがとうございます!
車を購入するだけの貯金が会社にはないので、社長が150万円、会社から150万円、
を払うとしても、ご返答くださったように
車輌価格全額を計上するのでしょうか?
車の登録名義は分けられないということなので会社です。
今回は貯金もないですが、余裕資金からの場合、社長も半分は使うのに、会社が全額払って大丈夫なのかも不安です。
それと、リース代以外での家事按分処理はないでしょうか?
ご連絡ありがとうございます。
社長が150万、会社が150万出して、300万の車を会社で購入する場合には、次のような処理になります。
(借方)現金 150万 (貸方)借入金 150万 「社長より借り入れ」
車両 300万 (貸方)現金 300万 「車両購入」
上記の処理をすることで、社長から出していただいた150万円は会社のお金になりますので、300万円全額を会社の資産として計上することになります。
そして、社長から借りた150万円は返済していくことが必要になりますが、社長が個人的に利用するレンタル料と借入金の返済を相殺する形で処理されると宜しいと考えます。
その場合の仕訳は次のようになります。
(借方)借入金 *** (貸方)雑収入 ***
以上、宜しくお願いします。
ありがとうございましたm(_ _)m
分かりやすくてスッキリしました‼
土曜日なので特に助かりました!
ご教示のようにしたいと存じます。
本投稿は、2018年03月31日 09時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。