購入特典の在庫計算について
トレーディングカードの転売をしています。
購入特典で付属していたカードについて、
期末に棚卸する場合、評価額はゼロとなるのでしょうか?
また、こちらを売却した場合、購入時の費用は経費算入できるのでしょうか?
税理士の回答

三嶋政美
購入特典として付属したカードは取得原価が独立して存在しないため、期末棚卸資産の評価においては原則としてゼロ円で計上する扱いとなります。したがって、通常の在庫品とは異なり、特典カード自体に仕入原価を割り当てることはできません。一方で、これを売却した場合には、その販売収入は全額が収益として計上されます。特典カードを得るために購入した商品本体の仕入代金は、あくまで本体商品の仕入原価として経費に算入されますので、特典カード売却益は純粋な追加利益となります。実務上は本体と特典を分離して管理するより、特典部分はゼロ評価・売却収入全額益金算入と整理するのが適切です。
回答ありがとうございます。
商品本体:食品
特典:カード
→本体について売買はせず自家消費
この場合でも、仕入原価として経費に算入して問題ないのでしょうか?
本投稿は、2025年09月11日 10時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。