個人名義で借り事務所を株式会社の家賃経費として計上できますか?
社長個人名義で借りている事務所を2年前から株式会社の事務所として使っています。今までは赤字もあり社長が個人で家賃を払っていたのですが、黒字化できるようになり会社として事務所を使っているので会社の家賃支払いとして社長に家賃を支払っているのですが(社長個人の口座から家賃引き落としされている為)
この場合経理仕分けは会社として社長ではなく大家さんに払った事に出来るのでしょうか?それとも社長の収入になるのでしょうか?
税理士の回答

法人として契約し直し、課税仕入として法人から直接支払うのがシンプルかと存じます。
これまでのものは、役員に対する報酬と看做されないように説明資料を残したうえで、現状の個人と賃貸人間の賃貸借契約において、消費税が課されているか否かを確認した上で、消費税上の扱いを決めれば宜しいのかと存じます。
なお、同額の支給となりますね。差額がある場合、社長に1万残ればそれは役員報酬になりますので、源泉等にも影響しますし、ご留意ください。

名義は社長さんも、実質的に会社が借りているとすれば、大家さんへの家賃の支払いとしての経理処理で問題ないと思います。
社長さんの収入となっても、同額の支払家賃のため、所得は0となります。
回答ありがとうがございます。
消費税は課されています。
今年から家賃として計上しても大丈夫でしょうか?(株式会社は3年目ですが)

ご連絡ありがとうございます。
家賃として計上しても問題ないと思います。
事務所であれば、消費税は、課税取引となります。

2年前から事務所、ということですが、当初は住宅として借りていたのでしょうか。消費税が課されている、とのことですから本来、法人として契約すべきものを個人として契約してしまったものとなりましょうか。
個人として、居住用の部分が含まれていないか、時系列的に気にはなりました。
後は、大家さんには法人で事務所として利用している旨、最低限、伝えるのは礼儀でしょうか。
住宅部分はありません。
元々個人で事務所として借りています。
大家さんも法人として使っていることは知っています。

2年前が本来法人として契約すべきだったのですね。個人での契約とされた理由何かありますか?
通常、法人契約とし法人が家賃負担。その分、役員報酬を下げれば、社会保険料、所得税、住民税負担が減少するため同じ負担額で手取り額が増えます。
経済合理性が無いため、何らかの理由があるのかとは存じます。それらが、税務上の論点にならないか、ご確認いただいてもよろしいのかとは存じます。
元々会社設立の大分前から社長が自分の荷物などの倉庫代りとして借りていた物件です。
会社を設立にあたりその場所が立地大きさが良かったためその場所でとなりました。
個人で契約更新したばっかりなのと名義変更で案外お金がかかる為そのままでとなりました。
役員報酬は元々少額です。

名義変更で手数料がかかるのですね。管理会社にもよりましょうが、更新料と同額程度でしょうか。
正確には、創立来の事務所であればその期の申告書の更正の請求となりますが、赤字ですので繰越欠損金が増えるのみで、黒字になった。
であれば、過去の分の賃料についてどうするかですね。
税務上クリアではありませんので、慎重にご検討ください。
本投稿は、2018年07月18日 17時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。