売上計上
建築業と不動産事業も兼業している会社で、請負建築部件の場合は売上が工事進行基準によって計上してます。
が、自社部件の場合(土地を仕入れ、ビルを建て、完成後に販売)は売上はどのよう計上しますか?
建物完成時に売上計上ができますでしょうか?できない場合は、支出した材料、外注費等の原価項目はどうようにしたらよろしいでしょうか?
税理士の回答

物件の引き渡し時に売上計上します。
材料費や外注費などの原価は、棚卸資産となります。
早速ご教示いただきありがとうございます。販売した際に計上するとのことでしょうか?

そうです。
販売した際(土地建物であれば、通常は登記変更した際)に計上することになります。
ご回答をいただきありがとうございます。
登記変更するまでは土地仕入・材料費や外注費などの原価は、棚卸資産(仕掛品?)として計上
することでしょうか?
現状では一決算期に請負部件がなく、通期土地・建物の販売もできない月次決算、期末決算の売上が0になります。問題はありませんでしょうか?

期末時点で未完成であれば、
材料費や外注費などを
「未成工事支出金」などの勘定科目に振り替えます。
期末時点で完成しており販売がまだであれば、
「販売用不動産」などの勘定科目に振り替えます。
勘定科目については、御社で過去に使用されたものをお使いください。
ご教示をありがとうございます。
期末時点の財務諸表から見ますと結局期中に発生(支払った)した土地仕入れ・材料や外注費は製造原価にならず資産部の勘定科目(未成工事支出金と銀行預金等)の増減になります。銀行関係者から「一決算期の経営活動による収益は0なのに資産が増加したことが理解し難い」と指摘されました。
発生した製造原価に見合う売上計上はなんとか計上できないでしょうか?

申し訳ありません。
実際の財務諸表を見てみないと金融機関の指摘の意図がわかりかねます。
承知いたしました。ありがとうございます。
本投稿は、2020年08月09日 12時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。