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太陽光発電に使用するパワコンの補償延長について

太陽光発電をしております。
パワコンが1台で18万円くらして9台使用します。
標準の補償は10年から15年です。
これを20年間に延長するのに1台約2万円になります。
この場合の仕訳の科目を教えてください。
よろしくお願いします。

税理士の回答

メーカー保証料は返還されないお金という性格をもっているため、「繰延資産」に該当します。
1基当たり20万円未満であれば支払い時の経費として一括損金処理(少額繰延資産)ができます。

あまりケースがありませんが、もし、返還される契約であれば保証期間にわたる前払費用として処理します。

繰延資産とした場合に減価償却はどのように仕訳すればいいのでしょうか。

既に2年間減価償却をしているパワコンになります。
機械・装置として17年で計算しております。
パネルとかと合算で機械・装置でまとめています。
この場合は、一括損金処理は(少額繰延資産)としていいのでしょうか。
ご指導お願いいたします。

追加するのは補償費の延長になることから、保険料として計上することはできませんか。

減価償却資産と繰延資産は全く別物です。
元々「メーカー保証」として、無料で付加されている保証を延長するのに有料となるわけですから、実質は「保証料」です。一時金を支払って、5~10年の効果があるということになり「繰延資産」とするのが妥当です。
ただし、20万円未満なので少額繰延資産となるわけです。
一旦「繰延資産」として計上し、期末に全額「繰延資産償却費」で計上します。「保証料」として処理しても結果は同じです。

本投稿は、2021年02月06日 23時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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