売掛金の期末残高がマイナスの場合
フリーランスで翻訳業をしております。
売掛金についてなのですが、
期首残高は合っており、
通帳の入金記録とも突き合わせ済み、
売掛金の記帳漏れがないかもチェックしましたが、期末残高がマイナスになってしまっています。
2019年に取引先の一つが破産し、2019年3月4月の売掛金が未回収となっていたのですが、2020年1月に全額入金されました。
全額回収できたため、3月4月の売掛金については通常通りの処理でよいとこちらでご教示頂き確定申告しましたが、
ふと、期首残高からその1月入金分を引いてみると、マイナスの期末残高と全く一致しました。
406822円(期首残高)-564039円(1月入金分)=-157217円(期末残高)
564039円(1月入金分)は、通常通り、借方/普通預金 貸方/売掛金 と記帳していますが、これが間違っているのでしょうか?
ただ、564039円がないとすると期末残高が406822円となり実態と合いません(2020年12月31日時点で未回収の売掛金はありませんでした)。
もしかして、2019年度の売掛金の記帳にミスがあって期首残高が間違っているということでしょうか。
数字に弱く、頭を抱えてしまっております。
分かりづらい文章で申し訳ありませんが、アドバイスをよろしくお願い致します。
税理士の回答

よくわかりませんが、一つ考えられることは、破産した取引先の債権について、その時に、
(借方)貸倒損失 ××× (貸方)売掛金 ×××
と処理していた場合には、その回収できた金額については、上記のような処理ではなく、
(借方)普通預金 ××× (貸方)雑収入 ×××
と処理することになるので、過去の処理を確かめてみるのがよいかと思います。
ご回答ありがとうございます。
分かりにくくて大変申し訳ありません。
前年度は、(借方)売掛金 (貸方)売上高 として処理してあります。
少し落ち着いて考えますと、前年度の期末時点で未回収だった金額は、この564039円(2020年1月入金分)だったのにも関わらず期末残高(今年度の期首残高)が406822円となっているのがやはりおかしいですよね?
今さら気付くのもお恥ずかしいですが…
前年度の記帳をざっと見直してみましたが、ミスは見付けられていません。
もっとさかのぼって突き止めて、修正申告などの処理をしなければいけないでしょうか。
今年度の期首残高が 406822円 ではなく564039円 であれば期末残高がゼロになり、実態と合うことになります。
できることなら今年度分だけで処理したいのですが、どうすれば宜しいでしょうか。

そうすると、前年度の期末残高が誤ってしまった原因を突き止めるのが先決になります。
当年度の処理は、その原因がどのようなものかによって変わってくると思います。
唐澤先生
ご回答ありがとうございます。度々申し訳ありません。
やっと原因が分かりました。前年度の売掛金について、1件記帳漏れが見つかりました。
157217円で、今期のマイナスになっている期末残高と一致します。
この場合、やはり修正申告をしなければならないでしょうか。

前期の売上計上漏れということになり、税務調査があった場合、指摘事項となりますので、修正申告したほうがよいものと思われます。
唐澤先生
ご回答ありがとうございます。
きちんと修正申告しようと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年03月03日 16時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。