個人事業主で車を経費で購入する場合
先生方お世話になります。
現在サラリーマンで年収5000万程度あります。この度、不動産を取得し、300万程度の不動産収益が見込まれます。白色申告のままの予定です。
これから、不動産視察などの業務で1200万程度の車を経費で購入しようと考えております。それとは別に自家用車を一台所有しており、そちらは経費などを使う気はございません。
そこで質問なのですが、
①自家用車が別にあるので、1200万の車は不動産業務以外ではあまり使わない予定です。その場合、按分は適当に8割として問題ないか。
③不動産事業とは別にサラリーマン所得があり、事業で赤字が出ても、損益通算できる状態です。この場合でも、高額車は事業収入に見合わない、不相応などと指摘される可能性はあるのでしょうか?
ご教示ください。
税理士の回答

①自家用車が別にあるので、1200万の車は不動産業務以外ではあまり使わない予定です。その場合、按分は適当に8割として問題ないか。
税務署のお尋ねや、税務調査の際に、その車を不動産の事業のため使用する事実を、しっかりと資料を言揃えて、お話しできるのなら、構いません。
③不動産事業とは別にサラリーマン所得があり、事業で赤字が出ても、損益通算できる状態です。この場合でも、高額車は事業収入に見合わない、不相応などと指摘される可能性はあるのでしょうか?
上記記載。事業に使用するかどうかです。事実によります。
指摘は、充分に可能性があると心得てください。

①車が2台あり、1台は個人用、もう1台は事業用と明確に分けられるのであれば、1200万の車の減価償却費は100%事業経費でよいと思います。
②車が事業専用に使用されるのであれば、高額車は事業収入に見合わない、不相応などと指摘されるルールはないと思われます。しかし、価値が下がらず上がるような車であれば、減価償却の対象にならないと思います。
竹中先生、ありがとうございます。
出澤先生、ありがとうございます。
本投稿は、2021年08月30日 12時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。